PTトイシ
テイケン気孔主義のルーツ

溶融点の低いワークを加工するポイントは、研削熱を発生しにくくすることです。
①ワークから多量の切りくずを削り取ること。
②切りくずがトイシの気孔の中に入り込まないこと。
これらの条件を満たすためには多数の、そして大きな気孔が必要になってきます。
この気孔の大きさ、気孔の量などを自由にコントロールし、設計製造するのを可能にしたのがPTトイシです。
PTトイシの特徴、メリット
●目詰まりしにくいため、ドレスインターバルが長くなる。
●切れが良いので、ビビリや送りマークが入りにくい。
●細かい粒度でも研削性が良いので、仕上げ面が良く、スクラッチも入りにくくなる。
在庫一覧
●1A 180x13x31.75 GC60HI 23V4PO
●1A 205x19x31.75 GC60HH 23V4PO
●1A 205x19x50.8 GC60HH 23V4PO
●1A 255x25x50.8 GC46HH 23V4PO
●1A 255x25x50.8 GC60HH 23V4PO
●1A 305x32x127 GC46HH 23V4PO
●1A 355x38x127 GC46HH 23V4PO
●1A 355x38x127 GC60HH 23V4PO
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お客さまの声
■合成ゴム、ウレタンロール各種の粗研削はすべてこのトイシを使用しています。切れが良く、目詰まりが少ないので
安心して加工しています。
(1A 760x70x304.8 GC60IF 23V4PO 円筒研削 ワークウレタン、合成ゴム、Φ1100x5700L、周速1430m/min、
ワーク速度95m/min、切込み30アンペア、研削代0.2㎜、湿式加工)
■ウレタン、硬質ゴム、樹脂ロールの仕上げにPTを使用しており、硬質ゴムはペーパーで仕上げるよりも面が良く光沢
が出ます。目詰まりも少ないため、非常に満足しています。
(1A 915x100x304.8 GC120GF 23V4PO 円筒研削 ワークウレタン、合成ゴム、Φ1350x8000L、周速1600m/min、
ワーク速度85m/min、湿式加工)
■従来品は①凸凹になり振れが大きく公差に入らない、②ゴムの部分だけ極端に太くなり段差ができる、ことが問題で
した。PTトイシに変え、凸凹がなくなり、鉄とゴムの段差もほとんどなくなり、良好です。
(1N 510x75x152.4 WA80HH 3V3PO 円筒研削 ワークウレタンゴム+S45C、Φ30x615L、周速1800m/min、
ワーク速度18m/min、切込み0.02㎜、研削代0.4㎜、湿式加工)
■従来品より切れも上がり、スクラッチも少なく、仕上げ加工の時間が短縮されました。
(1A 810x100x304.8 GC150GG 4V4PO 円筒研削 ワーク樹脂ロール、Φ870x8000L、周速1500m/min、
ワーク速度18m/min、切込み0.02㎜、研削代0.4㎜、湿式加工)
■従来の問題点はペーパーフィニッシャーで仕上げる際にスクラッチが大きいと仕上げに時間がかかることでした。PT
を使用するとでスクラッチが軽減され、加工時間は2日以上→半日に短縮できました。
(1A 915x100x304.8 GC180GG 4V4PO 円筒研削 ワーク樹脂ロール、Φ855x7300L、周速1380m/min、ワーク速
度21.5m/min、切込み15アンペア、湿式加工)
■従来品は粗#80、中#120、仕上げ#200の3枚のトイシで仕上げていましたが、PTを使用することで、切れが上がり
粗#80、仕上げ#180の2枚のトイシで仕上れるようになりました。
(1A 610x75x304.8 GC180GG 34V4PO 円筒研削 ワークウレタン ゴム硬度90~95°、湿式加工)
■PTを使うようになり、目詰まりも少なく、切れも良好で加工時間が短縮できました。
(1A 305x205x76.2 GC80HH 23V4PO 円筒研削 ワーク合成ゴム)