
PTⅡ
大きな気孔で切れよく、
小さな気孔で面を上げる
切りくずの排出がよく、熱の発生を抑えるPTトイシ並みの気孔性能と、金属の加工性に優れる一般トイシの組織を兼ね備えた性能を発揮します。
粘く、熱による変化の大きなステンレス、銅、アルミなどの加工に最適です。
また、平面研削盤のマグネットテーブルの加工にもよく使われています。
PTⅡの特徴、メリット
●有気孔のため切れがよく、切り粉の排出も良い。
●目詰まりしにくく、ドレスインターバルが長くなる。
●熱の発生を抑えるため、ワークが焼けにくい。
●粘りがあり、熱による変化の大きい金属や薄物加工に最適。
在庫一覧
●1A 180x13x31.75 GC60H 15V4MP2
●1A 180x13x31.75 GC80H 15V4MP2
●1A 200x19x31.75 GC60H 15V4MP2
●1A 200x19x31.75 GC80H 15V4MP2
●1A 200x19x50.8 GC60H 15V4MP2
●1A 200x19x50.8 GC80H 15V4MP2
●1A 300x38x127 GC80H 15V4MP2
●1A 350x38x127 GC60H 15V4MP2
●1A 350x38x127 GC80H 15V4MP2
●1A 400x50x127 GC80I 15V4MP2
●1A 500x50x127 GC60H 15V4MP2
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お客さまの声
■従来のGCに比べ、以下のメリットが出ました。①切込みが今までは10μmが限界でしたが、15μmまで増やせるよう
になりました。②ドレスを今までは粗加工で3回必要でしたが、ノードレスで加工できるようになりました。③従来
は0.01㎜は振れていましたが、PTⅡは0.003㎜以内で済みます。④送りマークや、ビビリなどの焼けが無くなりま
した。以上のメリットにより、大幅に加工時間が短縮できました。
(25 450x75X127 GC80I 14V4M 円筒研削 ワークSUS304、Φ150x600L、周速1837m/min、ワーク速度23.5
m/min、切込み15μm、研削代0.2㎜)
従来のGCは目詰まりが早く、頻繁にドレスが必要なため、1日10本しか加工できませんでした。PTⅡは切れ続ける
ため、1日20本の加工が可能になりました。
(1A 760x75X304.8 GC80I 14V4M 円筒研削 ワークSUS304、Φ1000x1500L、周速1670m/min、ワーク速度9
m/min、切込み5μm、研削代0.15㎜、面粗さRmax2位)
■目詰まりによる熱で大きく反りが出るなど加工困難なため、仕事を断っていましたが、PTⅡで試してみたところ、反
りによる不良はゼロで、加工不能と思っていた長さも問題なく加工できました。
(1A 400x50x127 GC60H 15V4M 平面研削 ワークSUS304、560x33 T0.8、周速1800m/min、研削代0.2㎜M)
■従来品ではビビリ、タタキ目が出ることが問題でした。ワーク面積が大きくなると特にひどくなっていましたがPTⅡで
解消されました。ただし、全てでは無いので、これからも改良しないといけません。
(5A 500x100x203.2 GC46G 14V4M 平面研削 ワークFC30相当、周速1740m/min、切込み10μm、研削代0.1㎜)
■アルミナ系、DIA、CBNなど色々試しましたが、すぐに目詰まりを起こし、ワークの形状が崩れることが問題でした。
その中でCBNの電着が一番うまくいきましたが、PTⅡに変え、完全に角ダレが無くなったわけではないですが、面粗
度含め、今までで一番問題無く使用できています。
(1A 180x13x31.75 GC80H 15V4M 平面研削 ワークHRC15~20位、50x5x3T、周速1800m/min、切込み1μm、
研削代0.1㎜、面粗さRmax3位)
■従来はすぐに焼けてしまうため、0.03㎜でドレスしていました。PTⅡは0.1㎜までノードレスで加工でき、大幅な時
間短縮になりました。
(1A 500x50x127 GC54G 15V4M 平面研削 ワークSUS304、1000x125 T50、研削代0.1㎜)
■パイプ材はすぐにたわんでしまうため、ビビリが問題でしたが、PTⅡは切れるためかビビリも無くなり良好です。
(1A 350x19x76.2 GC80I 15V4M 円筒研削 ワークFC生 φ30x250L(パイプ材)、周速1980m/min、切込み5μm
研削代60μm、面粗さRmax3~6.2)
■従来の単結晶砥粒では、目詰まりが原因で、外周面と角が焼けてしまうため頻繁にドレスしていましたが、PTⅡに変え
ノードレスで加工できるようになりました。
(1A 500x50x127 GC60H 15V4M 平面研削 ワークFCD、周速1680m/min、切込み5μm、研削代0.2㎜)
■今までGCや、VITCBNをテストしましたが、切れが悪く、熱を持ち、すぐにそりが出ていましたが、PTⅡは反りがなく
寸法も出て良好です。ただし安全のため、5/100に1回ドレスは行っています。
(1A 205x19x50.8 GC80H 15V4M 平面研削 ワークSUS304、130x3x2T、周速1200m/min、切込み2μm、研削代
0.4㎜)
■SUS304の表面をGC60Hで0.05㎜研削していましたが、目詰まりが早く、ドレスを頻繁に行い、15~20分時間が
かかっていました。PTⅡは#80に上げても切れて、加工時間は約2分になりました。
(1A 350x38x76.2 GC80H 15V4M 円筒研削 ワークSUS304、Φ95x450L)
■従来に比べ、研削音が非常に静かになりました。切れ味重視の選定をしてもらいましたが、トイシのコーナーダレも
なく、面粗度も良好です。
(39A 600x80x305 C/GC60H 12V4M 平面研削 ワークFC250、900x600、周速1800m/min、切込み2~5μm、
研削代50~80μm、面粗さRmax3)